明日の日付に思うこと

f:id:katsumi35:20180310200009j:plain

先日、福島で連結決算900億という大きな企業の社長さんの講演会がありました

 

2011年の約10年前に三陸沖に98%の確率で大きな地震がくると聞いて

年間2,000万円の保険に入っていたが、周りからはバカじゃないかと言われていた

と言っていましたが、98%という数字は「必ず」と思いリスク回避をしていた

そして、それによって社員を守り、すぐに店舗を増やすことにして

雇用をさらに広げられたそうです

また、被ばくを気にして他の土地に移っていった社員の行く先々の知り合いの

社長に中途採用の促しをお願いしていたとのこと

保険といい、店舗を増やすこと、決断の速さと実行力

また、何があっても社員の雇用を守るために大きな企業にならないと

いけないと誓い、この7年間で大きく変化していったこと

言葉だけではなく、実行力というものを見せていただきました

震災当時社長さんは東京に向かっており、社長不在の中

社員が理念に基づき、地域の方に食料を配布し、高齢者をおぶって運び、

自衛隊にも食料を寄付していたといいます

地元では有名な話だそうです(これは他の方から聞きました)

子は親の鏡ーというように社員は社長の鏡

きれいごとをアピールするのではなく、無言で汚いごとを請け負う

そんな人間になりたいものです

どうしても、こういった出来事をPRに使う企業や人が多いです

芸能人の炊き出しなんかも多くにバッシングされました

でも、芸能人を間近にみられて嬉しい人もいたと思います

見え見えのPRでも多少の影響力はあります

何か小さな力の1つにでもなれば、そこは多めに見てほしいです

(私の立ち位置は?って発言でしたね。すみません)

以前も福島から別の社長さんをお呼びしてお話を伺った時にも今回も

メディアでは報道しない悲しい真実をいくつか聞き、

改めて報道の偏り、国の政策については頼らず自分で判断する、

地域同士で助け合う重要さを感じました

だからこそ地域の会に入っていることが大事なんだな、と

南海トラフ、関東、北海道いろいろなカ所で

今後大きな地震が来ると言われています

今はまだ未災地がいずれは被災地に変わります

お互いの地域を助け合うにはやはり片方の足元がしっかりしていること

地域を支えるには大手企業に依存しないこと

地元の企業を使うことが決め手です

実際、福島も早々に大手は引き揚げ、いなくなり

復興したらまた戻ってきたそうですから

その間地域の人々の生活すべてを支えたのは地元企業

本来は復興して戻ってきた大手を利用しない方がいいんですよね…

安いから便利だからと使って

いざという時には利用しなかった地元店舗に助けられる

これも…地域住民の姿勢も問われると思います

ちなみに私は郊外店の大きなショッピングモールはほぼ

行きませんし、地元外都市銀行、大手銀行も利用しません

地域のみです

買い物、サービス(銀行なども)全て改めて使う場所を考えてみては?