負けるが勝ち
今まで生きている中で何度かは「ギャフンと言わせてやる」と
思ったシーンもあったでしょう
私もたまにあります
そう口にすることもありますが、基本人間関係は
「北風と太陽」が私の信条
一度はくっそ~ギャフンと言わせてやる!と叫んだり、書いたりして
発散させ、行動は「北風と太陽」の太陽にします
※一応知らない方のために簡単な説明
イソップ物語で北風と太陽が「どちらが旅人のコートを脱がすことが
できる競争をしよう」と。北風は冷たい強風を思い切り吹きますが
旅人はコートをしっかり押さえます。太陽の番になり、太陽は暖かく
旅人を照らします。旅人はコートを脱ぎました。-という話
北風は、相手に力づくでなんとかしようとする
太陽は、優しく照らすだけ
というような感じなのですが、「負けるが勝ち」もまさにそう
「酔古堂剣掃」という中国の古い言葉があり
人に負けても害はない
なぜなら相手は怨みを抱かないから
人に勝っては良いことは無い
思わぬ禍をこうむるから
―つまり、人の怨み、嫉妬ほど恐ろしいものはない
そして、どんな場面でどんな人に怨みを抱かれているかも
だから相手をギャフンを言わせることよりも味方にした方が
長い人生で見ると得策なのである
また、負けてあげたことで相手は優位性をもって余裕で
あなたに接してくる
上手に手のひらで転がすことも可能である
ようは、感情より理性を優先すれば人生は豊かになるということ
(すべての面でではないですよ)
ついつい、負けず嫌いだから張り合ってしまうーという人は
古典にあるこの言葉を使って
小さな過失はとがめない・隠し事はあばかない・古傷は忘れてやる
簡単に書いていますが、実際は難しい(笑)
相手をやりこめたくなったら、急ぎ足でその場から離れること
そしてしばらく会わない(その間イライラするかもしれないけれど)
後は時間が解決してくれます
時間ほど解決能力が高いものはないです!
昔の失恋なども今は忘れているでしょう?